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968円(税込)
感想・レビュー
アーサー王の時代に紛れ込んだ男の 奮闘を描くタイムスリップ物だが、 軽快な筆致が楽しい。19世紀から紛れ込んだ ハンク・モーガンの視点で 描かれる アーサー王の時代の人々が素朴で微笑ましいのだが..著者の意図はどこにあるのだろう ..異端児の乱入により 人々の意識が 変革していく様は 著者の好む題材なのだろうか? 時代の風景を感じるには よい本だった。
748円(税込)
感想・レビュー
平野啓一郎の翻訳が肩の力が抜けていて、それでいて情熱的で、魂のこもった、絶妙な作品に仕上がっていました。戯曲としても、私にとってはシェイクスピアより数段、読みやすかったです。本文の後に、平野啓一郎の訳者あとがきが載っていますが、他のどの本よりも平野啓一郎がサービスして本音を語っているので、読む方は非常に得をした気分になりました。個人的に、運命の出会いだった北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」以来の、私にとって2冊目の運命の一冊になりました。航海記から20年経って、運命の出会いは平野啓一郎訳の戯曲だったとは。