日本文学電子書籍新着作品
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314円(税込)
感想・レビュー
人生に勝ち負けは無いと想うけれど…誰よりも富と名声を手にした人の人生も、誰よりも長生きをした人の人生も『クスノキ』と『ミヤギ』の過ごした3日間には敵わないのでしようね(*^^*)原題は『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で』だったそうですが…【三日間の幸福】でなければ手に取らなかったかも(笑)(*>∀<*)
770円(税込)
感想・レビュー
様々な困難に見舞われながらもようやく夫婦となり、光影の邸に移った梓子。しかし梓子の母が草紙に封じたはずのあやかし「こうげつ」が宮中で暗躍する第4弾。梓子を小姫と呼び、危害を与えないそぶりを見せるものの、光影に対しては獲物の証という印を付けて姿を消したこうげつ。2人がこうげつの動向に警戒を強めていく中、左の女御が中宮となることが決まり、祝いの品として献上された屏風が怪しい動きを見せていく展開で、やや駆け足な印象はありましたけど、明らかにされていく梓子の母親の想いに向き合っていく結末はなかなか良かったですね。